2021-09-30 | プレスリリース

日程調整ツール「eeasy」、相手にURLを送るだけで
調整が完了する「複数社間の日程調整技術」で特許を取得
〜 協力会社が同行する商談、複数社の合同プロジェクトなどに 〜

 株式会社E4(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:杉本 太一朗)は、運営する日程調整ツール「eeasy」(イージー)において、調整相手にURLを送るだけで日程調整が完了する「複数社間の日程調整技術」に関して、特許を取得いたしました。

 ビジネス上では、以下例のように、全ての調整相手が必須参加者となる「複数社間での日程調整」が発生することがあります。ただ、「複数社間での日程調整」は関係者が多くなるため、日程が決まりにくい/調整担当者の費やす時間・労力が増加しやすい、という課題があります。

    例1: 協力会社に同行してもらって、お客様と商談を行う
    例2: 5社共同プロジェクトの合同ミーティングを開催する

 本特許技術は、Googleカレンダー・Outlookなどに代表される外部カレンダーツールと連動することによって予定のダブルブッキングを防止しながら、上記例のような、「複数の必須参加社(者)」との日程調整を簡素化・半自動化する技術であり、上述の課題を解決できる技術です。

 なお、eeasyでは、本技術を用いた機能をすでに実装済のため、eeasy利用者は本機能を利用した日程調整を行うことが可能です。

■特許概要

Googleカレンダー・Outlookに代表される外部カレンダー上の空き日程を自動で考慮しながら日程調整できるツールにおいて、多人数が参加する会議(※1)の日程を、複数の調整相手との間で下記手順および下記方式に沿って調整する技術。(特許第6928409号)

《日程調整の手順》
【1】会議の主催者(※2)は、日程調整ツール上にて、「調整相手の数」を含む日程調整に必要な各種条件を入力し、また、調整相手に送付する「会議の候補日程」を決定する

【2】主催者は、【1】に応じて発行された日程調整用URL(※3)を、調整相手(※4)に送付する

【3】調整相手の中の「中間入力者(※5)」は、日程調整用URLにアクセスし、表示された候補日程に関して参加可否を入力する(中間入力者が複数いる場合はそれぞれ【3】を行う)

【4】調整相手の中の「最終入力者(※5)」は、日程調整用URLにアクセスし、表示された候補日程の中から、会議の開催日程を決定する

【5】【4】に応じて、主催者が使用する外部カレンダーに、会議日程が予定として自動登録される

《日程の決定方式》
・調整相手に表示される候補日程は、主催者が指定した調整条件および空き日程が考慮される
・最終入力者には、主催者および全中間入力者が参加可能な日程のみを候補日程として表示する
・最終入力者は、表示された候補日程の中から会議日程を決定する

※1:便宜上「会議」としていますが、用途は会議に限定されるものではありません
※2:会議の主催者は、日程調整ツールのユーザーであることが必須であり、主催者が使用する外部カレンダー上の予定(空き日程)を自動で考慮しながら日程調整を行います
※3:便宜上「URL」としていますが、調整相手が日程調整ツールに簡単にアクセスできるものであれば、URL以外のアクセス技術でも代替可としています
※4:調整相手は、日程調整ツールのユーザーであることは必須ではありません
※5:調整相手が「中間入力者」「最終入力者」のどちらであるかは、【1】で指定した「調整相手の数」、日程調整用URLにアクセスした順、および、入力済の数により自動判断します

※補足:本特許技術は、上記内容だけで特許権として成立する技術ですが、特許の取得範囲には、さらに上記技術に付加できる以下のような「付加技術」も含まれます(一部抜粋)。

・空き日程から候補日程を自動抽出することで、【1】における候補日程の決定を補助する付加技術
・中間入力者が参加可否を入力する際に入力を補助する付加技術
・中間入力者の入力を経るごとに、表示する候補日程を徐々に絞り込んでいく付加技術
・会社同士の調整時に、窓口担当者が複数社員を代表して調整できる付加技術
・会議に参加しない秘書などが、代理で調整できる付加技術
・日程調整用URLを調整相手毎に発行する付加技術/共通化したURLを発行する付加技術
・全ての中間入力者の入力が完了したタイミングにて、主催者または最終入力者に自動通知する付加技術
 (調整相手の中で日程決定を委ねたい相手が決まっている場合に活用する技術)
・調整相手に対して、決定した会議日程を自動通知する付加技術
・調整相手が日程調整ツールのユーザーである場合に利便性を向上させる付加技術
・日程調整と同時に、会議室を自動で確保できる付加技術

■本特許技術が有用になる日程調整パターン

 ・協力会社(パートナー)と共に、クライアントと打合せを行う場合
 ・複数社/複数人の合同プロジェクトでの打合せを行う場合
 ・人材派遣会社が、派遣スタッフと共に、派遣先企業への職場見学を行う場合

■日程調整ツール「eeasy」について

eeasyは、Googleカレンダー・Outlook予定表と連携することで、空き日程を自動判定し、ビジネス上の日程調整を自動化するサービスです。

ビジネス上の「ほぼ全てのシチュエーション」に対応できる日程調整機能を備えており、機能の充実度は業界トップレベルを誇ります。また、機能の充実度や使い勝手の良さだけでなく、eeasyが実施している高度なセキュリティ対策も数多くの上場企業・大企業に評価され、すでに東証一部上場企業を始めとする10,000社以上にご導入いただいています。

◆ 日程調整の概要
・ 日程調整はURLを相手に送るだけ  … 最短10秒
・ ダブルブッキングなし       … 常に空き日程で自動調整
・ 予定は自社カレンダーに自動登録  … 手間も漏れもなし

◆ 対応できる日程調整シチュエーション(一部抜粋)
・ユーザー個人の調整
・社内同席者を含めた調整
・社内メンバーの代理調整
・3社以上での調整
・Web会議の調整 (Web会議URLの自動発行)
・会議場所の同時調整 (訪問・来客時など)
・説明会・セミナーの予約受付
・ルール設定による担当者自動アサイン

◆ サービスサイトURL:  https://eeasy.jp/

■株式会社E4 会社概要

「当たり前を変える」「新たな概念を創り出す」「より便利にする」「関わる人の笑顔を増やす」、そんなことを目論み、自ら楽しみながら事業を創出・展開していく会社です。

運営する日程調整ツール「eeasy」は、高い機能性が評価され、既に10,000社を超える企業にご導入いただいています。さらに、サービス開始10カ月でZoomの導入実績10,000社超を誇るNECネッツエスアイ株式会社(東証一部)との業務提携を実現し、また、数々の有名ベンチャーを選出してきた富士通アクセラレーターfor Work Life Shiftにおいて採択されるなど、著名な大企業からも多数ご評価をいただき、業界のトップランナーとして注目されています。

《会社概要》
会社名 : 株式会社E4(読み:イーフォー)
所在地 : 東京都千代田区二番町9番地3
代表者 : 代表取締役社長 杉本 太一朗
設立  : 2018年7月
URL  : https://www.efour.jp/