お知らせ詳細
日程調整ツール「eeasy」、キーワード等の指定により、
一部の予定を空き時間として判定する技術で特許を取得作業予定や任意参加予定の時間も、候補日程の一部とすることができる技術
株式会社E4(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:杉本 太一朗)は、運営する日程調整ツール「eeasy」(イージー)において、「キーワード」や「個別の予定」を指定することで、すでにカレンダー上に予定が存在する時間であっても「空き時間」であると判定し、それらの時間を候補日程の一部とすることができる技術で特許を取得いたしました。
■本特許技術で実現できること
一般的な日程調整ツールの『カレンダー上の「空き時間」を自動判定しながら日程調整を行う機能』では、カレンダー上に予定が存在する時間は「空き時間ではない」と判定されるため、候補日程として調整相手に提示することはできません。
しかし、予定の中には、下記のような「商談等を被せても良い予定(=候補日程として調整相手に提示しても良い時間)」が存在します。
・作業時間としての予定 (※日時を簡単にズラせる予定)
・少人数の社内会議 (※日時を簡単にズラせる会議)
・任意参加の社内会議
本特許技術は、『カレンダー上の「空き時間」を自動判定しながら日程調整を行う機能』でありながらも、上述のような予定を「空き時間」であると追加判定することで、より多くの候補日程を調整相手に提示できるようにする技術です。本特許技術を使用することで、商談等の日程をよりスムーズに・より早い日程で決まりやすくすることができます。
■特許概要
Googleカレンダー・Outlook予定表に代表されるカレンダーツール上の「空き時間」を自動で判断しながら日程調整できるツールにおいて、以下方式により、カレンダーツール上に登録されている一部の予定を予定が存在しないように取り扱った上で(「空き時間」であると判定した上で)、「空き時間」の中で日程調整できる技術(特許第7044428号)。
【1】会議(※1)の主催者(※2)は、日程調整ツール上にて、主催者側の「会議参加者」の指定(※3)および下記1つ以上の指定を含む、日程調整に必要な調整条件を設定する
・A:キーワード
・B:カレンダー上に登録されている予定(繰り返し予定も可)
【2】主催者は、日程調整ツール上で【1】の調整条件と関連づけて管理されている、または、発行された日程調整用のURL(※4)を調整相手(※5)に送付する
【3】調整相手が日程調整用のURLにアクセスした場合、日程調整ツールは、会議参加者が使用しているカレンダーツールを参照し、カレンダー上における以下に合致する予定を「空き時間」であると判定した上で、会議参加者の空き時間の中で【1】で指定した調整条件を満たす空き時間を、候補日程として調整相手に表示する
・Aのキーワードが件名に含まれている予定(※6)
・Bの予定
【4】調整相手は【3】で表示された候補日程の中から、会議の開催日程を決定する
【5】日程調整ツールは、【4】で決定した会議の開催日程を、会議参加者が使用しているカレンダーに予定として登録する
※1:便宜上「会議」としていますが、用途は会議に限定されるものではありません
※2:会議の主催者は、日程調整ツールのユーザーである必要があります
※3:日程調整ツールを個人で利用している場合や、主催者自身の日程調整を行う場合は、明示的な指定がなくとも、会議参加者は主催者のみとして扱います
※4:便宜上「URL」としていますが、調整相手が日程調整ツールに簡単にアクセスできるものであれば、URL以外のアクセス技術でも代替可としています
※5:調整相手は、日程調整ツールのユーザーである必要はありません
※6:便宜上「件名」としていますが、「件名」に限定するものではありません(予定の「メモ欄」など、予定の他の項目で判定する技術も含みます)
※補足1:本特許技術は、上記内容だけで特許権として成立する技術ですが、特許権の範囲には、さらに上記技術に付加できる以下のような「付加技術」も含まれます(一部抜粋)。
・調整条件として「会議参加者」を複数名指定した場合に、「全員参加」「誰か1人が参加」といった参加条件も併せて指定することができ、参加条件に応じた候補日程を抽出・表示する技術
・調整条件として主催者側の「会議室」を1室以上選択・指定することができ、「会議室」の空き時間も考慮した候補日程を抽出・表示する技術
・調整条件として、「移動時間」「準備時間」「片付け時間」等のための会議前後の「確保時間」を指定することができ、「確保時間」も考慮した候補日程を抽出・表示する技術
・調整条件および日程調整用のURLを繰り返し使用できるものとして登録しておくことで、複数人または不特定多数の調整相手と、何度も同じ調整条件で繰り返し日程調整できる技術
・主催者の操作する画面上に、会議参加者(および会議室)の予定と候補日程とを同時に表示し、調整相手に提示する候補日程を編集できる技術。また、調整相手に対して、当該「編集後の候補日程」の範囲内で、且つ、調整条件を満たす空き時間を候補日程として表示する技術
・上述の主催者の操作する画面上で、Bを指定できる技術
※補足2:Googleカレンダー・Outlook予定表といったカレンダーツールが、「空き時間」であることを標準的に規定している予定属性(予定なし/空き時間/欠席など)は、日程調整ツール上においても、上記A・Bによる追加判定がなくとも、標準的に空き時間として判定されることを前提としています。
■日程調整ツール「eeasy」について
eeasyは、Googleカレンダー・Outlook予定表と連携することで、空き日程を自動判定し、ビジネス上の日程調整を自動化するサービスです。( https://eeasy.jp/ )
ビジネス上の「ほぼ全てのシチュエーション」に対応できる日程調整機能を備え、また、業界で唯一、多数の特許を有していることにより、業界における圧倒的な機能優位性を誇ります。さらに、eeasyが実施している高度なセキュリティ対策は数多くの上場企業・大企業に評価され、すでに東証プライム上場企業(東証一部上場企業)を始めとする20,000社以上にご導入いただいています。
◆ 日程調整の概要
・ 日程調整はURLを相手に送るだけ … 最短10秒
・ ダブルブッキングなし … 常に空き日程で自動調整
・ 予定は自社カレンダーに自動登録 … 手間も漏れもなし
◆ 対応できる日程調整シチュエーション(一部抜粋)
・ユーザー個人の調整
・社内同席者を含めた調整
・社内メンバーの代理調整
・3社以上での調整
・Web会議の調整 (Web会議URLの自動発行)
・会議場所の同時調整 (訪問・来客時など)
・説明会・セミナーの予約受付
・ルール設定による担当者自動アサイン
■株式会社E4 会社概要
「当たり前を変える」「新たな概念を創り出す」「より便利にする」「関わる人の笑顔を増やす」、そんなことを目論み、自ら楽しみながら事業を創出・展開していく会社です。
運営する日程調整ツール「eeasy」は、高い機能性が評価され、既に20,000社を超える企業にご導入いただいています。さらに、サービス開始10カ月でZoomの導入実績10,000社超を誇るNECネッツエスアイ株式会社(東証プライム)との業務提携を実現し、また、数々の有名ベンチャーを選出してきた富士通アクセラレーターfor Work Life Shiftにおいて採択されるなど、著名な大企業からも多数ご評価をいただき、業界のトップランナーとして注目されています。
《会社概要》
会社名 : 株式会社E4(読み:イーフォー)
所在地 : 東京都千代田区二番町9番地3
代表者 : 代表取締役社長 杉本 太一朗
設立 : 2018年7月
URL : https://www.efour.jp/